「発達障害のピアサポートグループ支援事業」事業概要
企画委員会の開催
1. 設置目的
事業全体の企画、進捗管理および推進に係る課題の検討
2. 委員構成
5 名を予定
- 委員長 発達障害をもつ大人の会 理事長
- 委員 発達障害をもつ大人の当事者関係者及び専門家
3. 開催時期等
- 年間3回の開催予定
- 開催場所は、情報センター(下記)とする。
情報センターの運営
1. 設置目的
発達障害をもつ大人の当事者等が、自立・生活するために必要な社会資源につながるための情報を集約し、整理・発信するため
2. 設置場所
〒530-0047 大阪市北区西天満 3 丁目 1-13 清州西天満ビル 303 号
3. 機能
- 全国の相談や支援に関する機関や窓口情報の集約および当事者等への提供
- 情報の発信(行政・企業・社会への啓発)
- 当事者からの意見・問合せ等の取りまとめ
「発達障害のグループ運営マニュアル」の作成
1. 作成目的
継続が難しいと言われる発達障害者の自助グループの運営について、各地域で既に立ち上がっているグループのノウハウを生かしながら、自助グループが継続して運営でき、エンパワメントの場として機能するための指針を提供することを目的とする。
2. 内容
各地域で発達障害を持つ大人が自助グループを立ち上げ、定期的に開催・運営して行く為の指針・手法等。- セルフヘルプグループの作り方…立上げ
- ピアサポーターになるには
- グループを継続していくためには: 運営
- 地域の支援機関・グループの連携
- 各地のグループ情報等
3. 配布等
2000 部を作成し、全国の当事者団体や関係諸機関を通じ、情報を必要とする当事者に配布する。
ピアサポーター研修の開催
1. 開催目的
当事者同士で支援し合うピアサポート体制の確立を促進するため、その体制を担う人材を育成することを目的とする。
2. 対象者
発達障害を持つ大人の当事者で、自己の障害特性についての認知があり、ピアサポートについての意欲・関心がある者。
開催予定
【場所】全国4か所(北海道、名古屋、富山、大阪)大阪府は当会事務局単独で実施。
【時期】平成24年8月~2月
【内容】(各 1.5 ~ 2 時間, 2 日間)
- 発達障害の基礎と大人の発達障害の課題
- セルフヘルプグループ基礎講座
- 地域での支援の現状とネットワーク作り
- ピアサポーターになるには
- セルフヘルプグループの作り方
- 福祉施策、就労支援施策の活用
報告書の作成
作成目的
事業成果の取りまとめと、関係諸者への実施報告
配布等
500 部を作成し、全国の当事者団体、支援団体等の関係者に配布する。